4-3第3節「すべての土台になるスケジュール管理」
 
トレーナーが行うスケジュール管理は大きく分けて2つあります。
 
①お客様のトレーニングスケジュール
②トレーナー自身のタイムスケジュール
 
です。
 
どちらか一方でも疎かだと、サービスの継続は難しくなります。
 
例えば、トレーナーが自分のプライベートを優先し過ぎて、頻繁に急なお休みを取ったり、長期休暇を取りすぎていれば、お客様へ効率的なトレーニングスケジュールを提供する事は難しいと言えます。
 
優秀なトレーナーでも、レッスンを安定的にしてもらえないのならサービスとして信用度は低くなってしまいます。
 
その事から、トレーニングサービスにおいて最も大事な事はトレーナーが自身のタイムスケジュールを年間単位で管理できている事です。
 
「今年は盆と正月に5日間ずつ休暇を取ろう。その事はお客様へ3ヶ月前に必ず告知しよう。」
 
とか、
 
「レッスンのできるキャパシティは常に全体の7割程度に留めて、ご新規のカウンセリング枠は別に確保しておこう。」
 
など、
 
中長期から短期間のスケジュールまで、細かに把握しておく事はフリーランスで働く上で必須の能力と言えます。