第5節「体験レッスン」
 
お客様に自分のサービスを選んで頂きたいのであれば、ほんの少しでも必ず「体を動かす時間」を作ってあげてください。
 
「百聞は一見にしかず」と言いますが、カウンセリングでお客様から目的を聞き出し、その目的がヒップアップだった場合、その方法を説明するだけではなく、その種目を実際に体験して頂いて、お尻に短時間で筋肉痛にする事ができれば、お客様にとって1番の説得力になります。
 
このように体験レッスンが有るのと無いのとでは、お客様の判断材料に大きな差となります。
 
当然ながら、体験レッスンをしてくれたトレーナーは成約率は高くなります。
 
それを理解した上で、注意したい事もあります。以下です。
 
①体験レッスンでやり過ぎない
 
例えば、体験レッスンで1ヶ月分のメニューを指導してしまえばそれはやり過ぎです。
 
お客様によっては「メニューがあれば、自分1人でもやれそうだ。」と判断してしまう場合もあり得ます。トレーナーもお仕事ですから、その判別を良い塩梅で線引きし、お客様から「もっと知りたい、次のレッスンが楽しみだ。」と思って頂けるような体験レッスンを提供できるよう心がけましょう。